盛岡のまちに、もっと光を。岩手の文化に、もっと輝きを。そして、挑戦する学生たちにもっとスポットライトをこれが、盛燈祭を立ち上げた私の想いです。岩手には、静かだけれど深い情熱があります。伝統、文化、芸能、音楽、踊り、そして人のあたたかさ。そのどれもが、美しく、力強い、それなのにどこか埋もれてしまっている。それらをもう一度、私たちの手で「照らしたい」と思いました。

そして――

夢中になって何かに打ち込む学生たち。失敗しながらも走り続ける仲間たち。そんな彼らこそ、このまちの“燈”になれると私は信じています。盛燈祭は、ただのお祭りではありません。学生が主役になって、まちと文化を動かす本気の挑戦です。岩手を想い、ともに歩むすべての人の心に、確かな光を届けたい。盛燈祭は、過去から未来へと続くその想いを、灯りに込めて紡ぐ祭りです。私たちはこの灯を絶やさず、さらに広げていく覚悟を持って取り組んでいます。どうかその一歩を、ともに踏み出していただけたら幸いです。